夏も終わろうかというこの時期にタイミングを外したとしか言えないのですが、この夏買って一番のお気に入りだった商品をご紹介します。
「真空冷却3層構造フリージングジョッキ ON℃ZONE(オンドゾーン)」
真空断熱系の商品をたくさん出してるドウシシャの商品。
ドウシシャはキャンプ業界で言えば初期のドッペルギャンガーアウトドアのようなものづくりをするメーカーです。研ぎ澄まされた高品質の商品ってわけではないですが、アイデア重視のものづくりがなかなか面白い。この商品もそんな一品。通常の真空断熱タンブラーの内側に保冷剤層がある構造となってます。
私が購入したのは420mlサイズ。600mlサイズもありますが、普段飲むのが350mlか500ml缶一本で十分という方であればこのサイズで十分だと思います。
上から。一見すると普通の真空断熱ステンレスジョッキ
ただし420mlのわりにでかい。そして重い。さすが内部に保冷剤が仕込んであるだけあります。
このジョッキは冷凍庫で12時間ほど入れておいて、内部の保冷剤を凍らせてから使います。
一晩冷凍しました。
通常真空断熱タンブラーって内部の熱を外に逃がさないので直接持っても大丈夫とか、結露しないとかそういうのがメリットなのですが、この商品も同じメリットがあるのはあるのですが、丸ごと凍らせるので色々クソ喰らえ的なところもあります。
ハンドルとかキンキンで最初持てないくらい冷たいし(笑)
ここにビールを注ぎます。
余談ですがビールは贅沢にプレモルの香るエールです。電動神泡サーバーが欲しくて24缶ケースを買いました。お小遣いがナクナッタヨ・・・
ただ注ぐだけでかなりいい泡がたちます。しかも泡持ち抜群。
電動神泡サーバーなんてなくてもよかったんや(涙)
容量420mlですが、いい感じで泡が出るので350ml缶の全部は入りません。
注いだ瞬間からビールが凍りだします。
ゴクリと飲むと・・・ウマイ!
キンキン度マックスのビール、最高です。
ただ、本気で凍り過ぎます。
飲み進めると壁面がシャーベット状になってきます。
こんな感じでマドラーとかスプーンで落として残ったビールを注ぎます。
このシャーベットが溶け込んだビールがまた未体験のうまさです。
シャーベット状になったビールって飲んだ事ありますか?
最後はこんな感じになります。
この頃はもうあまり壁面が凍りません。つまり注いだそばから凍りつくような氷点下なのは最初の一杯くらいです。
とはいえあと数杯はキンキンに冷えた状態で飲めると思います。
途中シャーベット状になるので途中で継ぎ足し継ぎ足し飲むのがベストです。
何本も飲むという方は600mlの方が良いですが、一本しか飲まない人は冷え過ぎて使いにくいので420mlの方がおすすめです。
ところでハンドルはこんな感じでねじ止め。この辺りになんとなくドウシシャ感があります(笑)
ハンドルは冷凍すると冷たくなりすぎるのでカスタムするなんてのはありかも。その際ネジで外れるのはメリットかもですね。
未体験の飲み方が出来るというだけでかなり価値のある一品だと思います。
おすすめです。
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※注1 キャンプには持っていっても効果を発揮できないと思います。氷点下維持が難しすぎる。
※注2 オールフリー等のノンアル系は壁面がシャーベットじゃなくて氷になります。崩すことができないので、しばらく置いたり一度水を入れてから使うと良いです。
※注3 ビールがシャーベットになるのはちょっと・・という方も同じ。
色々コツがありますが、面白いですよ!
コメント
ドウシシャ感がある割に、ネーミングがオサレだと思うのは僕だけでしょうか。
ON℃ZONE・・・カッコいいw
この名前、ブログ記事書き出して知りました。
パッケージ見たときは読めてなかったです(笑)
うち、なにげにドウシシャの商品あるんですよね。ふわふわかき氷機がまた使い方に癖があって使いこなすのが楽しいんですよね。
完璧すぎない商品なのが何故か面白いです。