以前野田スポーツ公園の時も書いたことあるのですが、それとほぼ同じ内容なので2です。
川の駅いけじまのキャンプ禁止看板が話題です。
※画像は違います。これはナチュログ跡地に置いてる看板(笑)
私が思うに、こういう「無料のキャンプ場」として知られてる場所が「キャンプ禁止」になるのは今のキャンプブームだと逆らえない自然の流れだと思います。
「マナーが悪い人がいるから」というのはその通りな部分もあるのでしょうが、最終的には利用者の数の問題だと思います。
「公共の場所である公園で広い区画を長時間に渡って専有する人が後を絶たない」というただそれだけでキャンプをやらない人からしたら十分目障りで迷惑な存在です。
キャンプ場と明言してない公園が「キャンプ禁止」に至らないのはキャンプをやらない人から見て目障りだったり迷惑でない状況が維持されてる場合だけ。
今みたいにブームとなって有料のキャンプ場ですら週末満サイトなのに無料の場所が作る状況はどんなでしょか。
間違いなく目障りで迷惑です。
道の駅やSAでの車中泊なんかも似た状況かもですね。
もちろんいわゆる「キャンプのマナー違反」がより迷惑ではありますが、第三者から見たら多分五十歩百歩。
そもそもどんなにマナーを守っても、キャンプをやってその環境が使う前よりよくなることは無いです。
芝は潰れるし穴もあく。焚き火台を使っても地面の草木は痛む。結局は自然の回復力が破壊を上回るかどうかだけ。
「自分たちは環境に負荷の掛かる趣味をやっている」
まずこれを受け入れる事が出発点なんだと思います。
今回できた看板にしっかり書いてあります。
「より楽しく美しい公園にするために次のことを守りましょう
・・・
他の来訪者の迷惑になるようなことはやめましょう」
この場所においてはキャンパーの存在が「楽しく美しい」ではなく「他の来訪者の迷惑」に振り分けられたということです。
「どこかの迷惑キャンパーが」では無く「私たちキャンパーが」です。
もし、他にもこのような場所を守るために言うべきことがあるとしたら
「公園でキャンプすることは控えましょう。キャンプはキャンプ場でしましょう」
なんだと思います。
それが今のキャンプブームのもたらしてる現実。
「マナーを守る」は全体で取り組むべきことですが、それによって「無料を守る」はもう難しいんじゃないかなと思います。
コメント
こんにちは。
少しお金を取ってもいいから、もうすこし何とかして欲しい、と思う公共の場所はありますね。
お金を取ることは、ちゃんとして居る人とそうでない人を割り振るという意味あいもあるわけですし。管理者が居るか居ないか(いちおうなにかあったら管理してくれる人の目があるか)とかも。
ただ、お金を取ったとたん、急に色々が細かくなったりして、適度によかった緩さ(がそこの魅力だったり)が無くなってしまう事も想像が付くんですよね。
そういう意味では無料の場所って本当にマナー次第で絶妙なバランスでなりたっているんだなぁと思うわけです。
お金を取るのも難しいんでしょうね。
面倒なお客さんと化す可能性もあるのでキャンプ料ではなく他の名目が必要そうです。
例えば駐車場代とか。たしか巾着田とかはそんな感じだったはず。
そうそう、バランスが大事なんですよね。
今は母数が多くなった時点で均衡(バランス)が崩れてしまってるという現実がまずあるように思います。
無料(ルール無し)がゆえのゆるさの魅力、例えばインアウトが自由とか、消灯時間なしとか色々ありますが、結局はそれがゆえにテント張りっぱなしだったり夜中まで騒いだりと色々問題も起こりやすくなりそうなのが難しいところですね。
ある程度の人が集まるようになったらマナーという曖昧な基準ではなく明確な場所のルールが必要なのかなと思います。
そのルールがキャンプ禁止だとやっぱり残念ですけどね・・・
たとえば、うちの近くの大きな公園で誰かがテント張ってたらやっぱり冷ややかな目で見てしまうなあ。「だって公園だもん」って…。子供たちとキャッチボールしたりサッカーしたり散歩するところだもん、って。それがグループだったらなおさらだなあ。マナー云々じゃないですよ、ほんと。
(と、書くのはここまで。先はテレパシーで送ります)
単に公園で寝泊まりする人が増えたら大抵の公園は夜間利用禁止となるというただそれだけの話なんですよね。
ホームレスとどこが違うのかという話。
ちなみにホームレスはゴミを捨てないしマナーにも厳しいそうです。
参考:
http://www.tanken.com/home.html
公園でのキャンプは「お目こぼし」の範疇でしかないことを考えると、ルールの制定は粛々と受け止めることであって、騒ぐことじゃないですね。