先日スタンレーでちょっと気になる話を聞いたので、実験しました。
以前から持ってるSTANLEY CLASSIC VACUUM BOTTLE と 新しく買ったSTANLEY VACUUM STEEL GROWLER
GROWLERは、CLASSIC BOTTLEに比べて保温力とか保冷力が劣るという話です。
CLASSIC BOTTLEはここ2年ほど利用してその保冷力を信頼してますが、GROWLERはまだ未使用。言われてみればその差が気になります。
CLASSIC BOTTLEは細めの口と厚めのキャップ。本体側はキャップのネジの部分まで真空なので断熱機構が2重。熱を逃す部分がかなり少ない感じです。更にこの上にカップが付きますので3重とも言えます。
対してGROWLERはかなり剛性感のあるロック機構を持っており、高級感はこちらの方が上。ただネジ切りではないので本体の真空部とフタは完全に分離しています。
まずは保温。ということでお湯を入れます。今回それぞれ1.6Lの沸騰したお湯を入れました。
その後10時間ほど放置。
あ、でもちょっと気になったので1時間ほど経った頃蓋の温度を測ってみました。
CLASSIC BOTTOLEは蓋のところが冷たい本体部分に比べてちょっと温かくなってました。27度。
対してGROWLERは33度。触ってすぐわかる暖かさです。
カップに注いで温度を測ってみました。カップが冷たかったので一杯目は捨てて、二杯目の温度です。
CLASSIC BOTTLE 74度。普通に熱いです。コーヒーだったらこのくらいの温度でも問題なしかな。
GROWLER 66度。決して低い温度ではないですが、コーヒーだとちょっとぬるさを感じ出す温度かも。
保温に関しては10時間で8度ほどの差がありました。
次は保冷。
CLASSIC BOTTLE のキャプ二杯分の氷を入れます。
CLASSIC BOTTLEの中は見えにくいですがこんな感じ。
GROWLERも同じく。
10時間経った頃に確認してみたのですが、その時はあまり変化なしだったので延長。
リビングの暖かい場所に移動してそのまま24時間放置。
CLASSIC BOTTLE やっぱり氷感強し。そんなに大量に氷を入れたわけじゃないのでもうちょっと溶けるかなと思ったのですが、粘ります。
対してGROWLER。うん、だいぶ溶けてる。ある意味予想どおり。
それぞれコップに移してみました。
氷が一部溶けてるという感じのCLASSIC BOTTLEに対して水に氷が浮いてるGROWLER。
やはり差はありました。この差はほぼ蓋の機構の差ですね。本体部分はお湯でも氷でもどちらでも変わらない感じです。
うーん。氷を運ぶために買ったGROWLERですがこれはちょっと残念な結果です。今の時期の実験でこんな感じなので、気温の高い時期だもうちょっと差が出るかもですね。
元々GRAWLERって量り売りのビールとかワインを運ぶものらしいので、蓋の機構として保冷よりも炭酸でもしっかり封できることが大事なのである意味仕方ないのかもですね。
氷運びはまた別の方法を考えるか・・・
コメント
こんにちは〜。
この企画は我が家が買う前にやってほしかった(笑)。
GROWLERの方が可愛いシルエットなので購入しましたが、肝心の保冷力がイマイチなので、残念ながら返品となってしまいました^^;。
何言ってるんですか。wanwanさんの話を聞いたから記事書いたんですよ(笑)
シルエットもかわいいし、堅牢性とか剛性感は言う事なしなんですけどね~。
口を斜めの漏斗状にして蓋も真空断熱にして密閉空間を増やすとかすると良さそうな気もしますがそんなに簡単じゃないんですかね?
できそうだけどなぁ・・・
私もSTANLEY好きで何個か持ってます。色が違うけどCLASSIC BOTTLEも使ってます。
私の結論では性能だけで判断するとサーモスの方が上。
でもまあ見た目というか雰囲気でどうしてもねぇ・・・。
氷はicemuleとか良いんじゃないですか?微妙に良いお値段なんでぜひ人柱に・・・w
サーモス、やっぱり凄いメーカーだと思います。
なんでもステンレスの薄さと真空層の薄さに拘った軽量化に心血注いでるみたいですね。
確かにスタンレーはかなり重いです(笑)
このスタンレーの最も良いところは2Lペットボトルがほとんど入るそのサイズですね。
キャンプでこれだけの量の冷えた飲み物をクーラーボックスを圧迫せず運べるのはありがたいです。
あとたまに故障(?)の話を聞くので25年保証もいいですね(笑)
icemule、知らなかったんですがかなり興味を引く製品ですね~!
少なくともシアトルスポーツより圧倒的な断熱性能に期待できそうです。
XXLサイズをメインクーラーにしたら幸せかな・・・