自己責任ってなに?

丹沢で増水した川で母親と子ども二人が流されて亡くなるという痛ましい事故がありました。
わが家と家族構成が近く、それぞれの年齢も近いこともあって、とても人事とは思えません。
父親、母親、子どもたち。その時それぞれに起こった事を思い浮かべるととても苦しくなります。
本当に悲しい事故です。
こういう事故が起こると、あちこちで「自己責任」という言葉を目にするのですが、本当の自己責任ってなんだろうと思います。
多くの場合、ダメと言われてることをやるための都合のいい免罪符として使ってるように思います。
それで問題が起こった時って、本当に自分だけで責任が取れるのでしょうか?
周りに迷惑が掛からないと?
そんなこと無いです。それが大きな事故につながった場合、確実に迷惑を掛けます。
じゃあそういうのを全て禁止すれば良いのか?というと、それも違うと思います。
そもそも100%安全なアウトドアやスポーツなんて存在しません。
ただ、あまりにも想像力に欠けた無謀は許されないのです。
何故危険なのか。どうすれば回避できるのか。黙認するのか、もっと管理するべきなのか。
自分の行いに対しても、他者の行いに対しても、「自己責任」という名のもとに思考停止するのではなく、それぞれが、それぞれの立場で責任を全うしてはじめて、本当に自分で責任を取れる範囲に「自己責任」というものを充てることが出来るように思います。
今回のケースでは、キャンプするのにタブーと言われる中洲にサイトがありました。
別に中洲にサイトがあってもいいと思うんです。
繰り返しますが100%安全なアウトドアなんてないんです。
でも、そこが危険になる状況や条件、可能性をキャンプ場がちゃんと伝えていたのでしょうか?
もしそれをしてなくて、安易に場所だけ提供し、その他の責任を放棄してたのだとしたらそれはとても残念な事です。
この家族は自己責任という土俵にいることすらヘタすれば気付いてなかったのではないかと思ったりします。
自己責任というのは自分で責任の取れる範囲。
それは絶対に命を掛けることや掛けさせることであってはならないと思います。
多分私はこれからもアウトドアにおいて、100%安全が保証されていないことをすると思います。
でも、失敗してもその責任は自分で取れる範囲に収まるようするということを肝に命じたいです。
亡くなられたご家族のご冥福をお祈りいたします。

コメント

  1. kuroazukiさん
    こんばんは、自己責任って都合の良い言葉ですが
    難しい言葉ですね。実は、このキャンプ場に私がキャンプを始めた
    キッカケとなる幼稚園の『夏キャン』が開催される予定でした。
    私は都合により不参加でしたが、急遽、中止。
    でも、前泊から言っている友人曰く、20時位から急に雨が降って
    20時20分には、事故が起こっていたということからすると
    予想するのも難しかったのかもしれません。
    また、自然を楽しむ=危険に近づくということを認識する必要も
    ありますね。
    大変、痛ましい事故であると同時に、自然との向き合い方を
    考える機会となりましたね。

    • kuroazuki より:

      > びあ・ぷりーずさん
      夏キャンは残念でしたがこれは中止も仕方ありませんね。
      自己責任って難しいです。
      実際自己責任というのを完全に避けるとキャンプなんて出来なくなるが故にその意味が希薄になってる気がします。
      それこそ20分ぐらいで急激に変化するのが自然に対して、そういう場所が公認の設営スペースとして解放されてるという中で正しい判断出来るかというと、それは難しいと思いました。
      そもそも中州にいるという意識すら無かった可能性があります。
      少なくともキャンプ場のサイトマップでは中州とは読み取れません。
      誰もが幅広い知識を持ってる訳ではなく、今はキャンプブームでしかも夏。はじめたばかりの方も多いです。
      自分だけでなく、周りにも気を掛ける必要があるなと思いました。

  2. ヴィーノロッソ より:

    こんばんは。
    暑い日が続きますが、お元気ですか。
    今回のニュース、
    中州があるキャンプ場ってあるんだ!という驚きでした。
    キャンプ場である以上、中州のサイトを認めていたとか、
    降雨による増水をどの程度予測していたのかなど含め
    管理者の責任もあると思います。
    逆に利用者も危険予知とその責任もあるし、難しい問題ですね。
    kuroazukiさんが言うように、アウトドアである以上
    100%の安全保障はない訳で
    やはり自分の身は自分で守るということを基本とし、
    できるだけ危険には近づかないということしかないんでしょうかね。
    アウトドアでの自然は美しさと危険とが表裏一体だなと
    あらためて思い知らされました。
    亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

    • kuroazuki より:

      > ヴィーノロッソさん
      正直言って、中州にサイト設定があるというのは耳を疑うような話です。
      中州どころか河川敷でのキャンプも避けるわが家には色々理解しがたいところがあります。
      でもそれとは別に、明確に中州ではなくても中州と実はそんなに変わらないような立地のキャンプ場はそれなりにありそうな気がしています。
      そういうのを見抜くのは結構難しい事なのかもと思ったりも。
      その場所に関する経験はそこで営業してる人が一番持ってるはずなので、それを出し惜しみしてたのだとしたら、それは怖い事だと思いました。
      人間は失敗からしか学びませんが、失敗というにはあまりにも大きな出来事でしたね・・・

  3. 牡蠣子 より:

    辛い事故でしたね。
    人命救助について叩き込んでくれた恩師が川の怖さも叩き込んでくれたため、水が怖くて海も川も苦手になりました。
    親なので、そのくらいの気持ちでいいんだろうなと思いながら海水浴に連れていったりしてます。
    中洲はいちばん怖いです。
    いくら晴れていても私は近づけません。
    本当に本当に悲しい事故でした。
    亡くなった方の御冥福をお祈りいたします。

    • kuroazuki より:

      > 牡蠣子さん
      私も渓流登山をしていたので、熟練者であった仲間から突然牙を剥く川の恐ろしさを嫌という程教えられていました。
      渓流登山では川を遡りますので、川辺に適当なスペースがあったらそこでビバークとかしたくなるのですが、絶対ダメだと。
      で、普通はそういう強い教え方をされないんだと思うんですよね。
      私が巾着田のような場所でキャンプしないのは、河川敷だからというのが一番大きいですが、そこの危険性を伝える人が不在だからというのもあります。
      今回はサイトとして管理された場所であったことが怖いです。
      いつか起こる事故であったとしか思えません。
      本当に残念なことです・・・

  4. ひらり より:

    このサイト、確か中洲では無かったかと・・・
    「アドベンチャーゾーン」
    と言われる4WD専用の川の対岸にあるサイトで
    アドベンチャーゾーンへ行くには向こう岸へ車で川を渡らないと行けないサイトだったと思います。
    なので中洲ではなく川岸かと。
    それにしても残された父親の気持ちを考えると・・・
    自分だったら立ち直る自信が無いです。
    真っ暗な夜中に流されて、さぞ恐怖だっただろうなぁ・・・
    本当に心が痛む事故です。

    • kuroazuki より:

      > ひらりさん
      そう、この場所、キャンプ場側が中州なのに中州という事を明らかにしていないんですよね。
      今回の事故で最も重大な問題だと思います。
      しかし川を渡らないと行けないサイトって・・・・
      いや、それを楽しさの為という事で100歩譲ったとして、その設定での安全をどう担保しようとしたのかが気になります。
      自分が父親の立場なら・・・ただひたすら恐ろしいです。
      立ち直れる気がしません。
      考えるだけで苦しいです・・・

  5. ひらり より:

    あれ、すみません。
    よく見たらやはり中州だったんですね。
    勘違いしてました。
    キャンプ場はこの週末も普通に営業しているそうですね。
    ワンコ歓迎のキャンプ場なのでいつか行ってみたいキャンプ場でしたが・・・(o´_`o)

    • kuroazuki より:

      > ひらりさん
      サイトマップではわからないのですが、実体は中州ですよね。しかも勝手に造成したものという話です。
      この中州を拡張したが故に水が流れる場所が狭くなり、増水時の勢いが増し、脱出出来なくなると言う皮肉な状況が見えてきます。
      私のレポを色々見たのですが、水もきれいで楽しそうなキャンプ場でした。
      本当に残念です・・・・

  6. coolzou より:

    横転した車とサイトに取り残された無傷のテントがTVの映像で流れていました。
    自分も一家の主として決断をくだす立場である事、その責任の重さを改めて深く考えさせられました。
    ご冥福をお祈りします。

    • kuroazuki より:

      > coolzouさん
      結果論としては動かなければ大丈夫だったという事なのでしょうが、短い時間に増水して行く川を前に取り残される恐怖に打ち勝てるとは思えませんでした。
      多分同じ状況であれば同じ過ちをおかした可能性が高いです。
      こういう場所の存在が恐怖です・・・

  7. papa2号 より:

    おはようございます。
    大変痛ましく辛いニュースでした。
    自然の猛威を改めて痛感致しました。
    でも、今回はキャンプ場側の管理体制に問題があり
    避けられた事故だったはずです。
    最近よく耳にする
    “自己責任”の意味を改めて考えさせられます。
    これからのアウトドアライフ、最低限のリスク管理だけは
    怠らないように気を付けたいと思います。
    亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

    • kuroazuki より:

      > papa2号さん
      とても悲しい事故でした。
      車を横転させる川の勢い。もちろん人間なんてあっという間に持って行かれてしまう状況ですよね。
      そうですね・・・最低限のリスク管理・・・今回は多分出来る限り最大のリスク管理を行って、初めて回避出来た事故のような気がします。
      むしろ、無料の非管理の場所の方が最低限のリスク管理で中州にテント張るなんてしなかったかなと思いました。
      だからこそ怖いなと思います。
      キャンプ場こそ出来る限り最大のリスク管理を行って欲しいですね。
      もちろんそれは責任を利用者に押し付ける事ではないです。
      ほんと管理体制というかスタンスに疑問を感じるキャンプ場です・・・

  8. Chabo より:

    巾着田は よく 川ぎりぎりに 張ってる人みてますが
    うちらは 土手側で よくやってますね
    (暑いんです・・・あそこはw)
    Cazuも川岸で張れます
    当然 寝てたら 鉄砲水はわかりかねますが
    すくなくとも
    川岸がダメとかではなく
    天候を良くみつつだと 思いますよ
    (おきてればの話ですが あくまで)
    だって
    それだったら
    子供が急に体調不良きたした場合
    両親が酒のむのもどうだ????
    いろいろ キリがないです。
    やばいダニもいますね・・・・・・・・・
    僕は こういうのって
    偶々だと思うんですよ・・・・・・・・・・
    (かといって オートキャンプ場が
     どこまで 考えてたのかというのは
     勿論ありますが)
    ただ
    川遊びは 子供放置したら 絶対ダメです
    親は監督責任がありますからね
    でも 飲んじゃいますね・・・・・・・
    線引きが 難しいと思います。
    甘く見てたと 言われてますが 今回は
    僕は
    そこまで 考えてなかっただけだと思いますよ
    僕はあまり この方たちのことを
    悪く言う気にはなれませんね・・・。

    • kuroazuki より:

      > Chaboさん
      私もこの家族を全く悪く言う気になれません。
      以前の玄倉川水難事故とは全く別物です。
      私は管理されていない河川敷に寝たり子どもと川遊びしてるときに酒を飲んだりしませんが、別にそれをやる人に対して目くじら立てる気はありません。
      ただ、それをやっていて事故が起こったのならば、それはかばう気もありません。
      どんな天気なのか、どれだけ飲むのか。自己責任の範囲はその人の経験や能力、判断力や決断力に大きく依存してると思うんです。
      私は未熟なのできわどい判断で迷う事が解ってるので、そういう危険は避けようと思うだけなんです。なので、一律これはOKでこれはダメってのはありません。
      今回の事故は私と同じように未熟なものに対して張られた罠のように感じました。
      そこまで考えないように仕組まれたものと。
      中州と川岸は別ものだと思いますが、このキャンプ場の地図を見る限り、この場所が中州とは気付きません。現地では気付いたかもしれませんが、それでキャンプを辞める程深刻な状況とは考えなかったように思います。
      まさにその考える機会を失わせた事に罪を感じます。
      負えない責任を負わせちゃダメですよ。。。ホント。

  9. Chabo より:

    追加すると
    林間サイトで張ってたら
    雷が落ちて
    高規格なきゃンプ場で
    竜巻が発生
    山の近くのキャンプ場に
    行く 途中でがけ崩れ
    言い出したら
    アウトドアできないですからね・・・・・・
    あくまで
    そこじゃない 部分だと思うので
    川岸が確立があがるのは勿論
    では ありますが・・・・・
    (川 海遊びの水難事故は多いですからね)
    中州は勿論・・・・・・・・・
    ま 常に
    何かあったときの 対処法は
    考えた上で 楽しんで みんなが
    キャンプ楽しめればと思います ハイ

    • kuroazuki より:

      > Chaboさん
      そうですね。
      記事でも書きましたが100%安全なアウトドアなんてないんです。
      想定外の事態はどこにでもありますよね。
      ただ、人為的なものや見て見ぬ振りをするようなものはどうなんだろうとは思います。
      楽しくバカやるのが大好きなんです。
      でもだからこそ、「楽しくバカやってる」に収まる範囲を知る事は大事ですよね。
      皆が後悔の無い楽しい夏休みを過ごされる事を望みます。

  10. 705 より:

    はじめまして。あしあとから失礼します。
    このキャンプ場、先々週に行ったばかりだったので本当に衝撃的でした。
    沢山の未就学児を連れてのキャンプなので、川から離れたエリアに泊まりましたが、
    こちらのご家族はアドベンチャーゾーンを利用していたとの事。
    キャンプ場からの事前告知があったのか、すごく気になる所です。
    管理されてるキャンプ場での事故…本当に痛ましいです。

    • kuroazuki より:

      > 705さん
      はじめまして!
      ご訪問ありがとうございます!
      おぉ、ウェルキャンプ西丹沢ってどんな場所何だろうと調べてて705さんのサイトにたどり着きました。
      実は事故のニュースを聞いて、状況を調べて、この場所にあまり良い印象を持てなかったのですが、記事の天然プールを見て、ここは子どもが遊ぶのに魅力的な場所だったんだなぁと思いました。
      それだけに残念ですね・・・
      キャンプ場がこのサイトをどのように考えていたのかホントに気になりますね。

  11. まーさーやパパ より:

    本当に残念な事故ですねぇ。
    私も独身の頃、河原でキャンプしていて、体以外の全てを流されたことがあります。たぶんほんの数分の判断が生死を分けるんだと思います。
    それ以来、河原のキャンプ場は行ってません。
    この手の事故は、片方だけではなく、場側とキャンパー側と両方とものリスク管理ができてないと防げないものでしたね。
    小豆さんが言うように、サイトとして無理があるように思いますねぇ。
    ただ、そこを選択するのも、利用者なんですよね。
    自己責任と言うのは、そう言っている人間にしか通用しない言葉だと思います。生命に関わらなくても、事故った時には、通報、捜索、救急等、自分だけで完結することなどあり得ないことです。
    なので、責任の持ちうる範囲で、自己管理をちゃんとするってことなんでしょうね。
    被害者の方のご冥福をお祈りいたします。

    • kuroazuki より:

      > まーさーやパパさん
      おぉ、そんなことあったんですね。
      私も実家近くの川で時折そういう事故が起こってました。
      自分も中学の頃、川に流されてヤバい!と思った事もあります。
      今回の事故は利用者が危険を感じたからこそ起こった事故というのがなんともやるせないです。
      危険と思ったら撤退というのはある意味キャンプの大原則だと思うのですが、その判断を迷わせる要素がこのサイトにはあると思いました。
      正直言えば、川沿いでキャンプ場を営業してて、誰よりも川の怖さを知ってるはずなのに、川を甘く見たサイトを作るってどうなんだろうと思います。
      事故が起こると自分たちだけでなく周りを不幸にしてしまいますね・・・
      本当に気をつけなければと思いました。

  12. ちえりゅうパパ より:

    流された3人が無事に救助されることはありませんでしたね…ご冥福をお祈りします。
    今回の件はお住まいも近く家族構成も似ているので、余計他人事とは思えませんでした。
    事故を知ってニュースをみたときはなぜあの車で増水する川を渡ろうと思ったのかが、1番の謎でしたが、いろいろな問題があったようです。
    自分が楽しんでいるサーフィンも自己責任という言葉がついて回ります。ただ記事の通り何かあった場合、自分の責任で収まることはありません!もちろん命を落とすこともあります。
    なので、身の丈を知って判断するしかありません。
    今回の1番の原因はキャンプ場がお金を徴収して区画として提供していたことで、判断を鈍らせたことなのかもしれませんね。
    今更言っても何の今もないかもしれませんが…

    • kuroazuki より:

      > ちえりゅうパパさん
      本当に残念でした・・・
      でも車があの状態になるような強い流れに逆らうのは不可能だと思います。
      川が増水する状況の中で、取り残されるかもという不安にかられた家族の恐怖は計り知れないものがあったのではないかと思います。
      自己責任って無茶をさせるものであってはならないですよね。
      ところで、キャンプ場のスタンスって、まさにそのお金の判断で結構現れます。去年無印のキャンプ場で2泊した際、台風が迫ってるという事で2泊目のキャンセルについて確認をしたら、「自己都合でのキャンセルになります」と言われ、返金を諦めて帰りました。結局台風は直撃し、避難警報が出る程だったので、そのまま居たら確実に危険な状況になったのですが、そんな甘い判断をキャンプ場として続けられては困ると思い、メールで台風時の対応についてもっと柔軟にして欲しいとお願いしました。
      その後、無印側から今後は対応を見直すという連絡があり、台風の予報があった時点でキャンセルフリーという対応を取るようになったようです。
      このキャンプ場はキャンセル規定どうだったんでしょね。。。。

  13. katsumushi より:

    こんにちは。
    この時期のキャンプって、暑さから逃れようと思ったら、標高高い所に行くか川なんですよね。
    我が家は毎年日帰りで川遊びする所があるのですが、荷物は最小限にしてます。(まぁ、タープ広げなくても涼しい場所、というのもあるのですが)
    イザという時、人間の命が惜しいのは当然ですが、キャンプ道具も大事という気持ちもあって。
    なので、川遊びに持ち込むのも、捨てて惜しくないモノだけに。
    カーミットチェアなんて問題外ですね、持ってないですが。
    キャンプ道具(場合によっては車も)置いて逃げるリスク考えたら、チョロチョロ流れる沢の傍ならまだしも、泳げるような川原でのキャンプは選択肢から外れてしまいます。

    • kuroazuki より:

      > katsumushiさん
      凄くその感じわかります。
      道具も車も大事ですよね。
      もちろん家族の命とは比較にならないですが、そういうのも判断を狂わせる要因に十二分になると思います。
      私はまさにあわてて撤収をしてて気付いたら手遅れという状況になるのが見えています。
      なので、そういう状況を恐れて近づかないようにしています。
      捨てる決断が出来るというのはとても強いですよね。
      うちのミニ太は家族みたいなものですし・・・いざというときに捨てる決断は難しそうです・・・
      ・・・

  14. ちびるくん より:

    こんばんは。
    自然は恐ろしいって事に改めて考えさせられる事故でしたが、
    事故の当事者達は、管理されたキャンプ場に行っていたのであって、実際に中州で遊んでる感じは無かったかもしれませんね。
    オイラはダイビングをしてるので、実際に海況の急変ってものに何度か遭遇してますが、実際現地のガイドさんでもそんなに悪くなるとは思ってなかった、って事もよくあります。
    ついでに、軽自動車1台分くらいのお金がかかってるカメラを持って海に入ってますが、イザって時に捨てられるかどうかか、あまり自信がありません。。。
    自然の中で遊ぶのはそれなりのリスクを伴う物ですが、出来るだけ危険に対してマージンをとって遊びたいと思います。
    亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

    • kuroazuki より:

      > ちびるくんさん
      この中州はサイトではわかんないですしね・・・行けば分かる話かもですが、最近のキャンプブームでそもそもサイトを押さえるのに苦労するような状況もあって、色々判断が鈍る要素があったように思います。
      そうそう、自然の急変って驚く程なんですよね。
      先日川遊びしてた場所も、雨が降ると数メートルも水位が上がっていました。
      木や草が生えてない場所はやはりそういう場所ですよね。
      道具を捨てて逃げるってかなりの決断力を必要としますよね。
      じたばたして手遅れになりそうです。
      マージン。家族連れだと絶対持ちたいものですね・・・
      (1人だと限界に挑戦したくなりますが・・・)

  15. snow70 より:

    残念な事故としか言いようがないです。
    このような事があると、安全に楽しんでいる人達も何かと規制になってしまいますからね。
    ここのキャンプ場は犬連れには結構良いので、2度ほど行った事がありますし、アドベンチャーゾーンは少々興味がありました。
    泊まりで行くつもりはないキャンプ場とは言え、残念で仕方がないです。
    ただ、安全、安全じゃないって話を始めるときりが無い。
    正直、危険を伴う遊びについては、危険を察する実体験を伴って初めて、臆病なぐらい慎重になるんだと思います。
    水に関してはダイビングや他の遊びで痛い目にあっているし、最近は体力の衰えもあるんで、無理をしないことが一番と思ってますが。
    正直言い始めたらきりが無いんですけど・・・やらなきゃ絶対に危険は無いけど、そこにしかない体験もあるので、否定するべき物でもないですし。
    結局の所、運営側の姿勢を含めて吟味するのも(事前のリサーチや口コミ)も大事なんでしょうね。
    今回のは事前に情報を仕入れるのは難しい情報だと思いますが(中州と書いてない)、現場で場所を見れば一目瞭然と言う気がしないでもない。
    怖くて夜に泊まるとか有り得ない・・・。
    知らなかった、で済ますのは今後の人のことを考えてもよくない気がします(登山ブームで事故も多いのもブームのせいと思いますし)。

    • kuroazuki より:

      > snow70さん
      安全だけを求めたらそもそもキャンプなんて無しですしねー。
      アウトドアって基本に忠実な安全対策ってのが一番大事な世界ですよね。
      そこから外れるのはそれなりの経験者か、何かを成し遂げようとしてるのか、そういう「あえて」という明確な意思がある世界だと思います。
      今回は、この場所がその基本から外れた「あえて」の場所だと思うんです。
      「あえて」の場所に無防備に入るのは危険きわまりないのは作った側はわかっていたはずなんですよね。
      川の常識を川でキャンプ場を営んでる者が知らないってありえないと思うんです。
      なので気になるのはそういう場所であるということを運営側として説明出来てたのか、利用者側に覚悟を持たせていたのかというところです。
      小さな子ども連れ家族が最初からその覚悟を持って来てるとは到底考えられませんし。
      車が4WDってだけで他のサイトと変わらないような誰もが利用出来る場所だったとしたら・・・そもそも運営側が何も考えてなかったとしたら・・・怖いです。
      安全だからOKで安全じゃないからNGって話ではやはり無いですよね。
      家族連れの父親として、色々背負ってることを身にしみて感じた今回の事故でした・・・・

  16. Ame より:

    こんばんは。今更ながらのコメントですいません。
    大変悲しい事故でしたね。
    今回の事故は“自己責任”という言葉だけであいまいにされてしまうのは
    よくないことだと自分は思います。
    被害に遭われた方が中洲の危険性というものについて
    認識が足りなかったという可能性はあるかも知れませんが、
    最終的には危険を認識した上で避難しようとした矢先に起きた
    事故だったわけで。。。
    色んな状況がある中で、最初からベストな選択ができれば
    それが一番いいのは間違いありませんが、
    なかなか簡単なことではありません。
    誰しも行動を起こす時にはベストな選択が出来なかったら
    次の状況でのベターな選択をしようとするはずです。
    今回だって状況が悪くなる中でベターな選択をしようとしたことが
    不幸にも事故につながってしまったということだと思います。
    もし別の手段を講じたとしても、事故を避けられたかどうかなんて
    今となっては誰にも分からないことです。
    今回の件についてはキャンプ場がサイトとして提供していた場所でしたから
    自分も同じ立場ならそれほど安全性に疑問を持たずに利用していた可能性は
    充分にあると思っています。
    それだけに、本当に身につまされる事故でしたし、
    色んなことを考えさせられました。
    キャンプ場だけではなく、レジャーやサービスを提供する側の
    責任ということも運営側だけでなく利用者側もしっかり考えていかないと
    いけないと感じています。
    長文、失礼しました。
    亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

    • kuroazuki より:

      > Ameさん
      ホントに悲しい事故でした。
      中州という危険になりそうな場所だったからそこから離れようにも危険な川を渡らなければいけないという状況が・・・
      この事故の様子を調べて一番思ったのが、同じ状況だったら自分も同じ事をしそうという事でした。
      基本的に私はその場所を管理してる人を信じます。
      そこが危険な場所であれば、何かしらの危険に対する警告があるものだと思ってます。
      管理するものが居る場所なんで、管理者の指示に従うのが一番良い事だと考えてたのです。
      自然を相手にしたキャンプでそれは甘いと言われるのかもですが、その場所独特のなにかはその場所を管理してる人が一番把握してるはずですし、経験の浅い自分の判断より信用出来ると思っているんです。
      でもやっぱりそれは甘かったという事に結局はなっちゃうのかもですね。
      もちろんその場その場の状況においては管理者の目が届かなかったという事は普通にあり得るとは思うのですが・・・
      正しく判断する為に、その場所の情報を共有することをしっかりと行って欲しいですね。

  17. キミ兄 より:

    こんにちは。たぶん初めましてだと思います。
    私もKuroazukiさんのご意見に全面的に賛同します。それは自己責任の範疇を超えているという意味でもそうですが、もっと言えば残されたお父さんの心中を察すると私も本当に苦しくてたまらなくなるからです。色々な意見があるようですが、自己責任と言われるにはあまりにも背負わされたものが大き過ぎると思います。
    今回キャンプ場が謝罪コメントを出したことが小さな救いです。このお父さんはもう十分すぎるほどに責任を取っていると思います。一生心の傷は消えないでしょうが、同じ父親として、少しでも前向きに生きていって欲しいと思います。その観点から、自己責任かどうかの議論以前に、自己責任とはとてもいえないと思うのです。
    亡くなられたご家族のご冥福をお祈りいたします。

    • kuroazuki より:

      > キミ兄さん
      はじめまして!
      訪問ありがとうございます。
      本当に痛ましい事故でした。
      同じ父親として、突然家族を失った苦しみを想像するだけで耐え難いものがあります。
      この方は危険感じ、そこから脱出しようとしました。
      家族を守ろうとした父親です。
      本当に残念です。
      キャンプ場から謝罪があったんですね。
      これで父親を責める声が少しでも収まれば良いのですが・・・
      それにしても謝罪しつつも営業は止めていないようですね。
      このキャンプ場にこそあるべき「責任」について考えて欲しいところですが・・・

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